保育園に入れたら、こうなった -その6- 子どもの成長がすごい件
以前、保育園はこんな良いことあるよ!とお伝えしましたが。
保育園は、育ちと教育に最適な場所!と思ってます。
では実際に、娘が入園後どうバージョンアップしたかという話です。
なお、大変だったのよ〜な件は、こちら。
①言葉が増えた
入園時、娘は1才9ヶ月。
比較的言葉の発達が早く、「ママ、トイレ行った」ぐらいの3語が喋れるレベルでした。
入園後、なんていうか、言葉のバリエーションが格段に増えたなという印象です。
普段母親と話す事柄なんて限られてたんだなーと思いました。
いろんな先生に話しかけられるし、集団生活で使う言葉は家とはまた違うんだろうな。他のお友だちがしゃべってるのを聞いて、刺激になってるのかも。
②歌をめっちゃ覚えてくる
これはもう毎日1人で歌ってます。
チューリップを見れば、『さいたーさいたー』とチューリップのうたを歌い出し、ちょうちょをみれば『ちょうちょ〜』とちょうちょの歌を歌い出し、スーパーでエビを見れば『エビ!カニ!』とエビカニクスを踊り出し。
私の知らない曲も口ずさむし、保育園は本当にいろんな歌を歌うらしい。
それまで週末のお出掛け時に、車内のBGMで童謡をかけていても自分で歌うことはなかったのに、入園してからは手を叩いて歌い始めるので、『歌を歌う=楽しい!』のシナプスが開通した模様。
③生活習慣が身についた
娘は、入園後しばらくはスプーンを無視して手づかみで食べていたらしい。
家でしつけしてないみたいじゃーんっ(泣)頼むよ〜〜
確かに家では、スプーン使うように手を添えたり声掛けしても、食いしん坊で早く食べたい我が子は、うまく使えないスプーンがまどろっこしくて最終的には全て手づかみ。
まあ、楽しく食べてもらうの優先だしー。
大人になっても手づかみの人はいないしー。
てかインド人は手で食べるしー。
と放置。
保育士さんは野生児を預かった気分だったでしょう。
どうも、今娘は園ではきちんとスプーンを使っているらしい。家では甘えが出るのか相変わらず野生児だけど、自らスプーンを使って食べきる日も増えてきた!しかも使い方がうまくなってきた!これぞ進化。
食事後も、汚れたエプロンとお手ふきを汚れ物袋に自分でしまい、手を洗って着替えを取り、布団を自分でかけて寝るらしいのです!
そんな「おりこう」な姿、家では見られないんですけど!!
④「自分で」やりたい意欲が出た
保育園はとにかく「自分で」やるようにしつけられるらしく、入園してから「じぶんで」がブームになった娘。
「じぶんで」と言って母の化粧水を塗りたがり、「じぶんで」ドライヤーをかけたがり、「じぶんで」チーズや青のりをかけたがり(青のりが好き)。
要は大人の真似っこをしたいだけだけど、それが『大人への一歩』なのかなと。
他のお友だちが、自分でスプーンを使ってたり、自分で着替えたりしてる姿を見て、「自分もやってみよう」と思ってるのかも。
最近は自分でズボンが履けるようになって、「見て♪」と言わんばかりの得意げな表情で私のところに駆けてきます。
家だと、子どもが自分でやり始めても、ノロノロとできるんだかできないんだか分からないのを『待つ』のがもどかしくて、私がちゃっちゃとやってしまいがち。
また、自分の手の制御もきかない新生児期から見てる母親は、まさか我が子が自分で着替えできるとは思ってないので、ある日自分で出来たのを見て、えっ、できるの?!と驚いたり。
「できない」と思い込んでやらせてないんだな、「やってみたい」という意欲を引き出すチャンスを逃してるんだな、と気付くことが多々あります。
また、母親が成長をアシストする手法を学べるというのも発見。
子どもにズボンの履き方を教えるのって、案外難しい。ズボンの胴側ではなく足側の穴に足を入れちゃったり、一本に足二本入れちゃったり。
見てると、娘はズボンを履くとき、まずズボンを床にきれいに広げます。そして、どちらが胴側か確認してから、一本ずつ足を入れてく。
ほお!なるほど!!
保育園のノウハウおそるべし。
⑤娘に別の顔があることを知った
親からみた我が子像は、
- 甘えん坊
- 人見知り、場所見知り
- 怖がり
- ガツガツくる積極的な子が苦手
という、どちらかというと引っ込み思案な頼りない性格。誰に似たんだ。確実に私だ。
と思ってたら、保育士さんからは、
「おしゃべりが上手でおもしろーい」
「テキパキと自分のことを済ませたり片付けたり、しっかりしている」
同じクラスの子のパパからは、
「いつもニコニコしながら挨拶に来てくれて、明るいお子さんですね」
と言われ、意外な印象で受け止められてるのが、へえー!ってかんじです。
2才児ながら、外の顔があるんだな。
家では甘えて親に頼ってくるけど、外ではがんばって社会生活できてるんだな。
幼いながらバランス取ってるんだな。と、何だか安心しました。
日々の子どもの様子を保育士さん達から聞くことで、子どもを客観的に見られるのは、親としては貴重なことだなと思うんです。
総じて、大人になったなあ。という印象です。
なんていうか、顔つきがキリッとしました。
子どもの成長は、嬉しいものですね。