ひとり育児

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保育園に入れたら、こうなった -その5- ペースが乱れたときの対処法

入園当初、ママは気合い満タンです。

久しぶりの仕事復帰。遅刻すまいぞ。

「これだから子どもがいる人は」と陰口叩かれないように(誰に?)、ミスはしないぞ。

子どもは初めての社会生活。確実に泣くし熱を出す。理解してあげよう。

 

最初は、子どもに号泣されても夜泣きで眠れなくても、毎日プロセスこなせます。気合いがあるから。

 

さて、気合いが抜けると、どうなるか。

私の場合、それは入園から3ヶ月目の7月にやってきました。

 

子どももママも疲れた。

どうも、季節の変わり目か疲れが出たのか、子どもが体調を崩しました。なぜか夜だけ熱が出る。

子どもが熱を出すと、母子ともによく眠れません。

子どもが夜中泣いて起きる。その度に起きて保冷剤巻いたりアイスノン替えたり服を脱ぎ着させたり。

夜中は熱が出ても、朝にはいつも下がっていて、保育園に預けて出社。

私も仕事が忙しく、少し残業してた時期です。

帰宅して夕食を作って食べさせて、いつの間にか就寝が10時になってました。

 

朝起きない&泣く

私も疲れが取れなくて、朝起きられない。朝の支度にもなぜか時間が掛かる。

あっという間に子どもを起こす時間になり、でもなかなか起きてくれない。無理やり起こすとぐずって泣き叫ぶ。抱っこしたりベランダに連れ出したりしてあやすうちに、時間はどんどん過ぎる。

ああ、遅刻する。

 

朝食もなかなか食べ始まらない。一口入れては遊ぶ。数分経ってお皿を見ても全く減っていない。食べないなら下げようかと言うと、食べる!と言って一口入れる。でもまたノロノロ。

早く食べて食べて!

 

何とか朝食を終わらせて、バタバタ片付けしてると、子どもが抱っこ抱っこ、絵本読んで読んで、と泣く。

母イライラする。

 

園に着いても、預けようとすると号泣する。慣れてきて、泣かなくなってきていたところにいきなり泣きが復活。しかも泣き方が入園時より激しい。

 

余裕がなくなる

毎朝、焦ってました。

どのくらい焦ってたかと言うと、家を出る時に、玄関の門を自分でノロノロと開けようとする娘を突き飛ばすように門をバーンと開けて、娘はびっくりしてた。その顔を思い出す度に、全く余裕なかったなと思います。

 

通勤の電車の中で、朝から一度も娘に笑顔を見せてないんじゃないか。と落ち込んでた。

 

 

原因①: 夜更かし

何とかしようと思って、電車の中でスマホぽちぽち検索してみました。

 

結論は、夜更かしだからじゃないか?ということです。

薄々気になってた、就寝10時って、2歳児には遅過ぎないか?という件。

 

夜10時以降に就寝する2歳児は35%! 子どもの遅寝は学習能力の低下を招くhttp://woman.mynavi.jp/article/140711-29/woman.mynavi.jp

 

日本小児保健協会が実施した「平成22年度幼児健康度調査」によると、22時以降に就寝する2歳児は35%という結果でした。3人に1人は遅寝の習慣があるということになります。就寝時刻が遅い子どもほど寝つきや朝の機嫌が悪く、昼間に情緒不安定になりやすいことがわかっています。

朝の機嫌が悪い。

何とピッタリな症状ではないか。

 

睡眠が不足すると朝の機嫌が悪い、朝食を食べられないといったことだけではなく、発達障害を引き起こす危険性があります。

という、怖ろしい専門家の意見もあります。発達障害!ガーン!

 

2歳児の推奨睡眠時間は、11時間〜14時間だそうです。

眠れていますか? 各年齢別のベストな「睡眠時間」がありましたm.huffpost.com

 

夜の睡眠: 8時間(10時就寝、6時起床)

お昼寝: 2時間半前後(保育園)

=計10時間半

うーん、少し足りない。

 

私の出社時間に合わせて、起床時間は決まってる。睡眠時間を確保するには、早く寝かしつける必要があります。

 

 

原因②: コミュニケーション不足

もうひとつ、調べてると思い当たるふしが。

 

1歳児、朝方の大泣きの理由は?|赤ちゃんの夜泣き対策の王道、ここにあり!s.ameblo.jp

 

保育園ママがみんなそうだとはもちろん言いませんが、保育園に通いだすと、寝るのが遅くなりがちで、バタバタしたままお布団に入って「ハイ寝ましょう!」となってしまうことが多くあります。

 

そうすると、十分ママに甘えられないまま寝てしまい、眠りが浅くなった朝方に思い出したように泣くことも多くあります。

 

確かに。。

早くごはん作らなきゃ!早く食べて!早くお風呂入って!早く寝かせなきゃ!と焦って、私は子どもの目を見る余裕を失ってるんじゃないか。子どもからしたら、ママは私のことを見てくれない、と思ってるんじゃないか。寂しい思いをさせているんじゃないか。

 

同時期に読んだ本にも、似たようなことが書いてありました。

 

女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方 (中経の文庫)

女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方 (中経の文庫)

 

女の子の親に向けた本ですが、中には、男女問わずこの時期の子育ての悩みのヒントになることも書いてありました。

 

2歳といえば反抗期で手のかかる時期ですから、つい「しっかりしつけをしなくては」と厳しくなってしまったり、子どものわがままに振り回されてイライラしてしまいますが、1日30分だけ、「子どもと本気で向き合う時間」を作ってみてください。

この時間は、掃除をしながらとか、食事の準備をしながらではいけません。また、何かを教えようとか、言うことをきかせようという思いもすべて捨ててください。

子どもと正面に向き合い、目線を合わせて座り、子どものしたいことを観察し、一緒に楽しむ時間です。

危険なこと以外は何をしても口を出さず、一緒に遊んでみてください。

(中略)

1日30分子どもと本気で向き合う時間を作ると、驚くほど子どもが穏やかになります。お母さんも、今、子どもが何に興味を持ち、どんなことをやりたいと思っているかがわかるようになってきます。

 

1日30分。

 現状をどうにかしたかったので、とにかくやってみようと、再び気合いを入れ直したのでした。

 

対策!

  • 子どもを早く寝かせる
  • 子どもと遊んであげる

 

帰宅後の限られた時間で、この2つをやれと、矛盾したことを母親に要求されてます。

 

 

子どもと向き合う

本には、『1日30分、本気で子どもと向き合う時間を取ること』とあります。

もし働いているお母さんなどで、30分も時間がとれないわという方がいたら、10分ずつ小分けにしてもかまいません。

保育園の送り迎え、食事の時間、お風呂の時間、寝かしつけの時間を利用してください。

 

うむ。これなら何とかなるかも。

 

やってみよう。と決心したのは帰りの電車の中。まず、保育園のお迎えから『向き合う』を意識して園の門をくぐりました。

 

「ただいま!」と笑顔で両手を広げて娘に声を掛けると、「ママ!」とダッシュで駆け寄ってきてくれたものの、母の一歩手前で躊躇して立ち止まり、おずおずと抱きついてきました。その躊躇したところが、あー、スキンシップが足りなかったんだな、寂しかったんだな、と思って反省。

 

とにかく、お迎えから寝るまで、ひたすら笑顔を心掛けます。

ベタベタくっついて「スキスキスキ〜っっ」とこれでもかこれでもかと気恥ずかしくなるぐらい愛情表現。

 

子どもはとっても大切。可愛いです。

でもそれって、言わないと相手には伝わらないよね。

例え親子でもそうよね。

 

 

家事は早朝にまとめてやる

これで、帰宅後の子どもとの時間を捻出します。

 

私の起床は4時。

4時〜: 洗濯、お風呂掃除、保育園の荷物準備

タイマーで出来上がってる当日の洗濯物を干す&前日の洗濯物を畳んでしまう。

 

5時〜: 夕食の下準備

帰宅後チンするだけで済むように完成させる。または下味だけ付けておいて、後は揚げるだけにしておく。

 

この間、子どものママGPS発動により「ウェ〜〜ン」と泣いて部屋から出て来たりします。ひどい時は、私の起床と同時にムクッと起きやがる。

そんな時は、すかさずおんぶです。うちの子はおんぶで100%寝てくれる。

 

6時〜: 子ども起床、朝食

朝食の準備、子どもを起こして朝食を食べさせ、片付けと支度

 

7時半: 家を出る

 

〜〜仕事〜〜

 

17時: お迎え

 

17時半〜: 洗濯、夕食の準備

子どもに『えいごであそぼ』のDVDを観せてる間に、洗濯の準備(保育園の衣類やおしぼり類は泥汚れや食べこぼしが付いてるので、流したり払ったりして洗濯機にイン)。

夕食の準備は朝に大体終わってるので、チンするだけとか魚焼くだけとか。

 

家事中はテレビを観せる

 子どもにテレビを観せるのは気が引けるけど、やっぱりテレビの前で大人しくしてくれてた方が家事ははかどる。DVDは40分なので、その間に済ませるようにしてます。

娘は『えいごであそぼ』のDVDがお気に入りで、それ以外のアンパンマンやトーマスだと飽きて部屋から出て来たりするので、もうこればっか。まだストーリーを追えないらしく、歌だけを集めた『えいごであそぼ』がいいらしい。

毎日観せてると、娘が英語で歌い出しましたよ!訛った発音(ていうか日本語も訛ってる)でbeautiful を「ぶーてほー」って言ってるけど。

何となく教育的に良い気がするので、1日40分だしオッケイ!としてます。

 

18時半: 夕食、片付け

 

19時半: 子どもと遊ぶ

この時間のために、朝活してるんですよ。

お絵描きしたり、絵本を読んだり。

お迎え時に園庭や公園で遊ぶ時もあります。

水遊びが好きな娘は、雨上がりの水たまりにジャブジャブ入ったり。

あー靴洗わなきゃ。。とか思うけど、それでも良し。

とにかく、娘の好きなことを一緒にする。

 

20時: お風呂、歯磨き

 

21時: 娘と一緒に就寝

 

朝活のススメ

私も子どもの寝かしつけと同時に寝てしまいます。なので、21時就寝。子どもが生まれる前はまだ職場にいた時間だよなーと思う。ライフスタイル激変。

 

育休中は、寝落ちしてもダンナが帰宅したタイミングで起きてダンナの食事を準備してたけど、もうチンして食べて。と言ってます。

 

寝かしつけ時にどうしても寝落ちしちゃうし、目覚まし掛けたらせっかく寝てくれた子どもが起きちゃう。睡眠時間を分割するより、まとめて寝た方が睡眠の質がいい。

そもそも、やっと寝たなと思ってそぉ〜〜っと部屋を出ても、子どもはすぐさまママGPS発動で泣いて起きてくるし。

どうせおんぶで寝かしながら家事するなら、ダンナがテレビ観てる煌々とした夜中より、静かな朝にやった方がいい。

 

もともと朝は弱いタチです。子どもが生まれるまで、朝食抜いても遅くまで寝ていたいタイプで出社はギリギリ(今もギリギリ)。

でも昼夜問わず叩き起こされる乳児との生活で、暗い夜中に起きるのに慣れた感があります。

まあ、真冬になったら、布団から出られるのか。。?とは思うけど、ひとまずはこのタイムスケジュール気に入ってます。

 

子どもがストレスフリー=ママもストレスフリー

タイムスケジュールを切り替えたことで、子どもは21時台には寝るようになり、朝の寝起きが良くなりました。今はほぼ100%泣かずに起きてくれます。

睡眠時間が取れて、スッキリと起きられるんだと思います。

本当は、20時台には布団に入れたいけど、子どもと遊ぶ時間を取るには、これが限界。

 

子どもがやりたいこと、好きなことを一緒にやる時間を取ることで、子どもの気持ちが安定して、泣いたりグズったりわめいたりが劇的に減りました。

 

 保育園でめいっぱい遊んでるんだから。と考えがちだけど、子どもにとって、保育園で遊ぶのと、お母さんと遊ぶのは全く次元が違うんだろうな、と実感。

 

コミュニケーションを取る

子どももママも楽しい

ストレスフリー

 ↓

疲れない

 

ストレスが強いと、いくら寝ても疲れが取れないと思いませんか?多少睡眠時間が短くても、娘の機嫌が良い方が、私もスッキリ毎日を過ごせるんです。

 

 

ペースは都度立て直せばいい。

 

  • 子どもを早く寝かせる
  • 子どもと遊んであげる

 

どっちもムリ!って人もいると思います。

 私も、30分残業しただけでこのペースは守れなくなります。

できない日は仕方ない。

スキンシップは時間の長さより質だと信じて、出来るだけ焦らず、余裕を持って子どもと向き合っていれば、お互い気分良く眠りにつけるはず。

毎日のサイクルに疲れてきたら、ごはんを手抜きして朝寝するとか、仕事が忙しくなかったら遅刻してもいいかなと。

疲れてるな、余裕なくなってるな、と、立ち止まって状況を認識することが大事。あれもこれもできないと焦ったら、少し休んで、ペースを立て直せばいい。

 

と、つい最近もペース崩れてきたので、立て直したところ。リカバリーも早くなったよ。