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赤ちゃんの発熱!下着で保冷剤を巻け!

 はじめての発熱は、新米ママにとって恐怖だと思います。

 

熱に気付けるのか?

『高熱が続くと、脳がやられる』と巷で聞きませんか?この一言で、母の恐怖は増大。

 

赤ちゃんはそもそも大人より体温が高いので、いつもぽっかぽか。抱っこしてるこっちが暑くなる。

こんなんで、熱が出ているか判断できるのか?

毎日毎時、体温を計るべきなのか?

 

まあ、私は面倒くさいから計りませんでした。

結論から言うと、赤ちゃんの見た目や様子で分かります。

 

熱が出たら、赤ちゃんはこうなる

  • ほっぺが真っ赤
  • 体が熱い
  • おでこを触ると、芯から熱さが伝わってくるかんじ
  • 具合悪そうにぐずぐず泣く(39℃以上)

 

赤ちゃんの平熱は、一般的な大人の平熱より1度高いそうです。

すなわち、

36度〜37度台: 平熱
38度台: 微熱
  •   大概元気
  •   ほっぺが赤くなる
  •   体がいつもより熱い
39度台: 発熱
  •   元気がなくなり、ぐずぐず泣く
  •   解熱の座薬を入れる目安
40度〜: 高熱
  •   グッタリ

  

赤ちゃんは、38度ぐらいでは元気でニコニコしてます。元気なら、顔が赤い気がするなと思っても、あら、ちょっと熱があるのかな〜?ぐらいで、慌てる必要はないかと。
39度を超えると、元気がなくなってぐずぐず泣くので、これは具合悪いんだなと分かると思います。

 

はじめての発熱

うちの娘のはじめての発熱は、生後4ヶ月でした。

「赤ちゃんは免疫を持って生まれてくるから生後半年は病気にならない」と言われてるので、普通より早いかと。

 

熱の理由は、私が部屋を温め過ぎたから。

時は11月。ぐんと寒くなってきた時期で、室温をどのくらいにしたら良いか分からなかったので、とりあえず夜ストーブを付けて就寝。暑くなり過ぎたらしく、朝起きたら娘の顔が真っ赤。計ってみたら38度ありました。

 

発熱時の対処法

  • 薄着にさせる
  • 脇の下に保冷剤を当てる

 

薄着にさせる

はじめての発熱時、熱がある時は厚着させるのかと思って、服を何枚も着せて病院に連れて行ったら、医者に怒られた。

曰く、熱がある赤ちゃんに厚着させるのは、ボーボー燃え盛る暖炉にどんどん火をくべるのと一緒だと。

冬だったけど、夏の服を着せて放っておけと言われて帰宅。

 

本当にその通りにしました。

母はフリース着込んでるのに、娘は半袖のロンパース1枚で寝かせて、何だかかわいそうに見えたけど、娘本人は真っ赤な顔でニコニコしてた。

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ハナタレだけど。。楽しそう。

 

熱がある時は、薄着にして熱を放出させるのが、本人も気持ち良いらしい。

 

ちなみに、熱があっても手足が冷たい時は、温めてあげた方が良いらしいです。

手足が冷たい時は、熱の上がり途中で赤ちゃんは寒気を感じてる状態なので、体を温めてあげる。

手足も熱くなってきたら、熱が上がりきったサインなので、涼しくしてあげる。

なので、服を着せたり脱がせたり、忙しい。

 

脇の下に保冷剤を当てる

熱といえば、冷えピタをおでこに貼る図が思い浮かぶけど、(前述の写真は、まさにおでこに冷えピタ!)おでこを冷やしても、本人が気持ちよく感じる効果はあるかもしれないけど、熱を下げる効果はあんまりないらしいです。

 

『脇の下や膝の裏など、皮膚が薄く血管に直に触れやすい部分を冷やすと、熱を下げるのに効果的。

あと、冷えピタはすぐぬるくなって逆効果だから、保冷剤がいいよ。』

と、小児救急電話相談で聞いたので、やってみた。

 

しかし、どうやって?

 

ケーキを買った時に付いてる保冷剤を手拭いで巻いて、脇の下に挟んでタスキ掛けでくくりつけてみたが。

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ケーキの保冷剤はカチカチで痛そうだし、手拭いがずれて保冷剤が脇の下にフィットしないのです。保冷剤が溶けて柔らかくなると、さらにフィット率は落ちズルズルに。保冷剤を取り替えるのも、いちいち手拭いをほどく必要があって手間。

 

こんなんで、効果あるのかなあ?と疑問に思いつつ、熱が出る度にやってはいたけど、スマホ検索で便利グッズを発見!

 

ケンユー お子様の急な発熱時 熱中対策 脇の下冷却袋 わきアイス 幼児・小児用

脇の下冷却袋 わきアイス 幼児・小児用

 

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 装着は、こんなんなります。

 

付属の保冷剤は、凍らせてもジェル状で柔らかいので快適!保冷剤は袋のポケットに差し込むだけなので取り替えるのもラク!

 

ドラッグストアでは見かけたことがないので、こんな便利なグッズなのに、一般的でないのかな?

 

娘はこの保冷剤が大好きで、夏なんかは「つめたいの脇の下にはさむー!」と自分からやりたがります。

 

保冷剤は1〜2時間で溶けるので、都度交換してあげてください。熱性痙攣で40度超えの熱が出たときなんか、一瞬で溶けたよ。

 

熱が収まるのを『待つ』

熱が出ると、早く下げなきゃ!と焦るけど、熱が出るということは、体がウイルスと一生懸命戦っているということなので、服を脱ぎ着せしたり、保冷剤巻いたり、赤ちゃんを快適にしてあげて、熱が収まるのを『待つ』心構えが大事かと。

 

最初の発熱は、そりゃあ慌てたけど、母業を2年もやると、慣れます。

前述の、熱が出ると「おでこを触ると、芯から熱さが伝わってくるかんじ」なんてのも、回数を経て分かった経験です。「様子を見て判断する」っていうのも、初めはできなくても、そのうち自然とできるようになります。

 

『高熱が続くと脳がやられる』というけど、とりあえず我が娘は2日間に渡って41度を記録した経験をお持ちですが、2歳4ヶ月の今、おしゃべりな自己主張MAX元気娘なので、脳は正常と思われます。

 

熱を出させてしまっても、赤ちゃんはいろんなウイルスと戦って免疫をつけて元気に育つもの。なので大丈夫。

発熱に気付けなくても、赤ちゃんが元気なら、そのうち下がるので大丈夫。

うまく対処できなくても、回数こなせば経験値あがって『コツ』がつかめるから大丈夫。

 

対応に迷ったら、かかりつけ医か、小児救急相談に電話を。

 

小児救急電話相談事業(#8000)について |厚生労働省

↑医療機関の診療時間外に、子どもの怪我や病気の対処法をアドバイスしてくれる電話相談。

自治体によって番号や対応時間が異なるので、自治体に要確認。

ケータイに番号登録しておくと便利です。