赤ちゃんが夜寝ない。。寝かしつけ法(手法別)
その1 添い乳
使用時期:新生児期、4~5か月頃
赤ちゃんに寝ながら授乳する方法。
まず赤ちゃんを横に寝かせて、お母さんも傍らに横になり、おっぱい出して咥えさせます。
これが結構態勢きつかった。新生児の時はぐにゃぐにゃしていて「横に寝かせる」のがまず恐いし、赤ちゃんの口の位置に自分のおっぱいが来るように自分が位置調整するのが難しいし、片乳飲ませたら、もう片方の乳を飲ませるのにうつぶせに近い体制になるし(それか、赤ちゃんの向きを変えなければならない)、ちょっと位置がずれておっぱいが離れると号泣するし、とにかく「早く寝ろ~早く寝ろ~」と念じながら無理な態勢で耐えてた。「添い乳ラクよ~」と言う人いたけど、どうしたらラクなのか、分かりませんでした。でもこれが一番新生児期の寝かしつけに使った方法。
4〜5ヶ月頃も添い乳してました。その頃どういう訳か夜寝なくなり、泣いて起きる回数が増えてきていて、ちょうど寒くなってきた時期で私が布団から起きるのがしんどかったので添い乳復活。もう首も座っていて体勢もだいぶラクにできたので、しばらくはそれで良かったけど、どうも添い乳に味をしめた御令嬢がさらに寝なくなったので中止しました。
その2 おひな巻き
使用時期:新生児期
バスタオルで、竹から出てきたかぐや姫状態に巻く方法。曰く、胎内に丸く収まっていた状態を再現し安心させる方法。
うちの娘は体が大きく、バスタオルでは巻ききれなかった(!)ので、タオルケットで巻いてみました。
見事に寝てくれて、おお!おひな巻きバンザイ!!\(^o^)/
と思ったのは数回で、巻きが甘かったのか手足が出てきてギャーと泣かれたり、そもそも巻くのに時間が掛かって泣かれたり、やっと巻いてもものの3分でご起床なさったり、苦労の割に「ずっとすやすや眠ってくれる」ことがなくて、すぐにやめてしまいました。まあ個人差だと思います。「ずっとすやすや眠ってくれます♪」と言う人もいるので、合う子には合うのかも。
その3 授乳枕に「まるく寝かせる」
使用時期:4~5か月頃
4~5か月の頃に夜寝なくなりました。。
なぜか起きる間隔がじわじわ短くなってきて、ついには30分おきに起きるように。しかも抱っこから布団に下ろすと背中スイッチ発動!火が点いたかの如く発狂するのでずっと抱っこしままま夜が明けたことも。
もうこれいつまで続くんやと恐ろしくなり、「赤ちゃん 5ヶ月 寝ない」で必死に検索した結果、
にたどり着いた。
プロセスは以下の通り。
①授乳
授乳枕に赤ちゃんを載せて、両乳あげる
②寝入るまで待つ
①の態勢のまま、しばらく固まって赤ちゃんが寝入るまで待つ。
寝入ったか判別ポイントは、赤ちゃんの寝息が深くなり、まぶたがピクピクしなくなるまで。
③授乳枕をはずす
赤ちゃんを起こさないように、慎重に授乳枕を外す。赤ちゃんは膝の上に横抱っこ状態。
④「まるく寝かせる」セッティング
授乳枕を布団の上に置き、くぼみにフェイスタオルを折りたたんで挟み込む。これにより、授乳枕から布団にかけてなだらかな斜めが作られ、あたかも抱っこされてる状態を演出できる。
⑤赤ちゃんを授乳枕にオン
④でセットした授乳枕に赤ちゃんを慎重に置く。
ポイントは、置く時に出来るだけ赤ちゃんと体を密着させたままにし、枕に置いた後もしばらく密着させておくこと。上から覆い被さるかんじで。頭を撫でたり、とんとんしたり、囁き声で歌を歌ったりして安心させる。
⑥そうっと体を離す
おやすみなさい☆
授乳枕のまましばらく寝かせてました。たまに頭が後ろにずれたり(のけぞった状態)、前にずれたり(うつむいた状態)、怖いので1時間おきぐらいに部屋を覗いて確認して、熟睡してそうだったら授乳枕外してました。でも起きちゃうのがこわくて、外さず次の授乳までそのままのことも多かった。そのうち布団にダイレクトに置いても泣かなくなったし、寝返りするようになるともう多分ムリなので、一時的な使い方として。
その4 トントン&歌を歌う
使用時期:6か月頃〜
授乳して布団に下ろしても寝ない時に。
1才半を過ぎると夜中の授乳が1〜2回になった。が、授乳しても寝ない。布団の上でなぜかご機嫌で「アハッアハハッ」と遊んでいるのです。1時間ぐらい。母は放って寝ます。ウトウトしてるとそのうち「ウエエェー」と泣き出すので、トントン&歌攻撃です。娘の体をトントンしながら、とにかく色々歌います。「さっちゃん」の歌詞を「〇〇ちゃん(娘の名前)はね♪ 夜寝るよいこよほんとはね だけどちっちゃいから 夜中に泣いて寝ないのね しょうがないね♪ 〇〇ちゃん」と替えてリピートで歌い続けること30回目ぐらいで指しゃぶりしながら寝ます。それまで母は暗闇の中歌い続けるのです。こわ。
その5 腹上寝
使用時期:1才頃〜
母が仰向けになり、子を腹這いで母のお腹の上に載せる方法。2才になった今でも夜中泣いてぐずる時にはこの方法です。寝入ったら、えいっと180度ひっくり返して布団に下ろします。
その6 寝たフリ
使用時期:1才頃〜
添い寝で母が「寝たフリ」すると、遊んでた我が子はそのうち指しゃぶりしながらどーんと体を寄せてきて、くっついたままいつの間にか寝てくれます。
しかし演技が行き過ぎて「グォー…」とイビキまでフリをしてしまうと「ぐぉ〜っキャキャ♪」と真似をして喜んでしまいます。目をつむって話掛けてこようが「あーけーてー」と目玉をこじ開けてこようが軽くムシするくらいでOK
その7 抱っこで小刻みに揺さぶる
使用時期:新生児期〜
まず縦抱っこします。新生児期は首元をしっかり支えて。赤ちゃんと体を密着させます。
その後はひたすら小刻みに揺さぶります。
揺れ幅は、貧乏ゆすりくらいで。
激しく揺さぶり過ぎると「揺さぶられっ子症候群」が心配なので、注意が必要です。
2才の今もこの方法を使ってます。健康なので症候群にはなっていないと思うけど、加減が分からないよね。。とにかく「貧乏ゆすり程度」です。
胎内にいる振動に似てるらしく、安心して寝てくれます。
その8 抱っこで外に出る
使用時期:新生児期〜
最終手段!上記の方法で寝なかったら意を決して真夜中の屋外に出ます。ベランダとか、玄関先とか。
先日も帰省したら、環境が変わったからか慣れない祖父母に疲れたのか、夜泣きが止まらなかったので外に出た。不思議なことにしばらく抱っこしてると寝るんだよね。寝入るまでそのまま佇んで、ゆっくり家に入る→ゆっくり布団に座る→縦抱っこのまま自分が仰向けに寝る(腹上寝の体勢) →180度ひっくり返して布団に下ろす。と、わざわざ外に出た苦労が水泡に帰さないよう慎重にプロセスを踏みます。
おまけ 母の服を傍らに置く
使用時期:6ヶ月前後
せっかく寝かしつけたのに、途中で起きちゃうことありませんか?
そんな時は、ママの服を赤ちゃんの傍らに添えてみましょう!
フリースや綿などの肌触りが良い素材が良さげです。いつも着ているママの匂いが付いたやつが効果的!私は部屋着にしていたユニクロのフリースを、娘が寝付いて布団に下ろせたらおもむろに脱いで横に置いて部屋を出てました。
すると、娘は「ふにゃあ〜っ」と起きても、しばらくすると泣き声がしなくなり、そっと襖を開けて見てみると、彼女は私のフリースを自分で被ってすやすや寝てる!鼻と口だけ出して。イスラム教徒か。
この方法でしばらくは自由時間を享受できてたけど、ある日騙されていることに気付いたらしく、効果なくなりました。
手を自分で制御できない新生児期は窒息が怖いし、つかの間の方法でしが。
おまけ2 おんぶ
使用時期:1才頃~
みんな、お子さんは寝付いたら朝まで起きないんでしょうか。
「子供を寝かしつけてから家事をするほうがはかどるよ!」と言われるけど、うちのムスメ様は、必ず1時間おきに目覚めて泣くんですが。
たぶん、レム睡眠とノンレム睡眠の周期で、うとうとしたときに隣に母がいないとウギャー!!となるんですよ。その周期が1時間おきなんだと推測されます。寝入ってるときはどんな物音でも起きないのに、母が起きて下手すると5分後に感知されます。ママGPSが付いてるらしい。
そんなときにどうするか。しばらく添い寝していれば良いのですが、いつ寝てくれるか分からないのにずっと傍についていると時間だけが過ぎて何もできないので、おんぶ開始。我が家はエルゴ使用。
おんぶしながら洗濯もお風呂掃除も食事の準備もします。わが子はおんぶ大好きで「おんぶする?」と訊くと「する!」と言って自分でエルゴを持ってくる。しばらくおんぶしてると確実に寝てくれるので良いけど、重いし暑いし。2才の今でもおんぶ。エルゴ様々だけど、いつまで続くんでしょ。