ひとりで沐浴させる方法 その1 グッズを買う
赤ちゃんの沐浴。3〜4キロの赤ちゃんをお風呂に入れるだけなので造作ないかと思いきや、相手は首も座ってないグニャグニャな生き物。腰にも腕にも負担が掛かる作業です。
産院で自分の子を沐浴してみた
沐浴は「パパにおまかせ」というおうちも多いと思いますが、うちは旦那の帰宅が毎日確実に遅いことが分かっていたし、旦那を待って夜遅くにお風呂に入れるのが嫌だな、赤ちゃんは早く寝かせたいな、と思っていたので、産院の沐浴指導も「ひとりでやる」を念頭に受講しました。
私が産んだ産院は、看護師さんがキューピーちゃんを入浴させ、集められた数名のママはそれを見守る、というスタイルで、「これで帰宅後いきなり生身で実践はムリやろ」と思った私は、看護師さんにお願いして、個別に我が子を使って沐浴体験させてもらいました。担当の看護師さんが子育て中のママさんだったので、アドバイスが的確で良かったです。沐浴中、私の慣れない手付きでも娘は泣くことなく「この子はお風呂好きみたいだから大丈夫」と言われ、退院したのでした。
ひとりで入れるためのお風呂グッズ
産む前に、以下のグッズを揃えておきましょう。
- ベビーバス
- バスチェア
- 赤ちゃん用石鹸
- 洗面器
- ガーゼ(顔を拭く用)
- 沐浴ガーゼ(体に掛ける用)
- バスタオル
- 綿棒(へその緒消毒用)
- 湯温計
- バスマットなど(赤ちゃんを拭くスペース用)
- 保湿剤(乾燥肌になってきたら)
ベビーバス
沐浴用のバスタブは、空気で膨らませるビニール製のやつにしました。
リッチェル ふかふかベビーバスW グリーン 【対象年齢:新生児~3カ月頃まで】
場所も取らず、軽くて使いやすいです。小さめなので赤ちゃんが成長すると手狭になりますが、その頃には大人と一緒のバスタブに入れるし、これで充分かと。真ん中のぼこっと出てる突起に赤ちゃんのおまたが意外にフィットされて、湯の中に沈み込まないので安心。
バスチェア
ひとりで入れるには、このアイテムが最も重要!
アップリカ バスチェア はじめてのお風呂から使えるバスチェア YE 91593 【パーツ取り外し可&やわらかマット付き】
赤ちゃんを寝かせたまま洗えるので、石鹸を取ったり掛け湯を用意したりの作業がひとりで可能。赤ちゃんをずっとお湯の中で支える必要がないので手首も痛くならない!成長に応じて3段階にリクライニングでき、うちは動き出した9ヶ月頃(座らせてたら寝返りして脱出された)までずっと使ってました。
赤ちゃん用石鹸
「新生児から使える」と書いてあれば何でも良いと思いますが、プッシュ式で泡が出てくるリキッドタイプのボディソープが片手で操作できるからおすすめ。
ちなみに、赤ちゃん用シャンプーは、産院の看護師さん曰く「赤ちゃんモデルじゃない限り不要」とのこと。頭は石鹸で洗えば良いし、そもそも石鹸自体使わずお湯に浸からせるだけでも構わないらしい。産まれてすぐの赤ちゃんはオイリー肌だけど、2ヶ月頃から急に乾燥肌になるので、そんなにゴシゴシ石鹸使わなくても良いみたいです。
洗面器
赤ちゃんの顔を拭くガーゼを濡らしたり、掛け湯を入れたりするやつ。100均で購入!
ガーゼ(顔を拭く用)
赤ちゃんの顔を濡らしたガーゼで拭います。
その後もよだれ拭いたり吐き戻しや食べこぼしを拭くのに使えるので、たくさん購入しておいても損はないです。
沐浴ガーゼ(体に掛ける用)
手拭いより一回り小さいサイズの沐浴用ガーゼ。お風呂を恐がる子にはこれを掛けてあげると安心するみたいです。普通の手拭いでも代用可。
バスタオル
赤ちゃんの体は小さいけど、まるごと包んで拭いた方がラクなのでフェイスタオルよりバスタオルサイズの方が使いやすいかと。生地は薄めの方が洗濯しやすいかと。
綿棒(へその緒消毒用)
最近は産院の入院日数が短くて、へその緒付いたまま家に帰されることが多いです。どうも今の祖父母世代はへその緒が取れてから退院してたみたいで、うちの両親は恐がって触りたがりませんでしたが、別に何てことはないです。消毒液は産院で貰えました。消毒の方法は産院で教えてもらえます。できれば退院前に看護師さんに見てもらいながら実際にやってみると良いです。
湯温計
お湯の温度は、38〜39℃ 大人より少しぬるめ。というのを腕で確認してから入浴させましょう。と育児本に書いてありますが、自分の腕に自信がなかったので湯温計買いました。バスタブにドボンと入れたら測れるやつが使いやすいです。
バスマットなど(赤ちゃんを拭くスペース用)
入浴後の赤ちゃんの体を拭いてあげる場所を決めます。私は、実家では脱衣所のチェストの上にレジャーシートを敷いて、自宅では洗面台の上に板を渡してバスマットを敷きました。お風呂場にスペースがあればお風呂場でも、部屋まで運んで布団の上でも良いと思います。
ワイズ アンパンマン ハーフマット(お風呂マット) 42.5×60cm
保湿剤
赤ちゃんは産まれてまもなくはオイリー肌、2ヶ月頃から一気に乾燥肌に急降下するみたいです。一説によると、人生の中で最も乾燥する時期らしい。おばあちゃんより乾燥ですか!
なのでお風呂上がりはこれで全身保湿。
でも、カサカサ治らないなあと思ったら、皮膚科で診てもらうことをお勧めします。格段に良いやつ処方してくれます。
赤ちゃんが寝ない。。添い乳は是か非か
添い乳って賛否両論あります。「ぜったいおススメ☆」と言われたり、「やめたほうがいい」と言われたり。母乳か粉ミルクかの論争ぐらい、正しいのはどっちか全然分かりません。
どっちも正しい。ていうか、ママと赤ちゃんによって180度変わります。
私は、添い乳やってみて、やめたほうが良いなと判断しました。
添い乳をやめた理由
- 体勢がきつかった
- 頻回授乳になった
添い乳してたのは、寝かしつけに苦労した新生児期と、夜間授乳が頻回だった4〜5ヶ月の頃。
新生児期は、まずグニャグニャ赤ちゃんに寄り添う体勢がつらかった。寝かせる最終手段として仕方なく添い乳して寝かせていて、月齢が進んで指しゃぶりで寝てくれるようになったらやめました。
4〜5ヶ月の頃に夜間授乳の回数が増えて、何度も寒い中布団から出るのが嫌で添い乳復活したけど、どうも添い乳がクセになって余計頻回になった気がしました。起きたとき娘が「おっぱいくれよ」と明らかに目で訴えてる。
多分、添い乳って
- おなかいっぱいになる前に寝ちゃう
- また飲みたくなる
- 「おっぱいくれよ」と泣いてみる
だと思ったんですよね。
寝たままとはいえ、夜中に何度も泣き声で起こされるのはつらいよ。せっかく昼間の授乳を3時間おきにしたのに、夜中はそれより短いスパンで飲むっておかしいやろ。
と思って、寒くてもちゃんと起き上がって抱っこて両乳ガッツリ飲ませるよう方針変更。娘は母のおもいを分かってくれたようで、徐々に起きなくなりました。
おっぱいは「食事」か「精神安定剤」か
おっぱいを赤ちゃんの「精神安定剤」ととらえると、添い乳はすばらしいツールです。寝ながら飲めるなんて、母と子のコミュニケーションとして、赤ちゃんにとってはリラックスできる至福の時になります。しかし「食事」ととらえると、寝ながらちょこちょこ飲むなんてとんでもない!となります。
うちの場合、生後2ヶ月頃から昼間の授乳を3時間おきに「調整」してました。これがのちの離乳食に効いてきて、一日3食のペースとマッチできたのだと思います。なのに添い乳のちょこ飲みでおなかいっぱいになる前に寝ちゃうと、方針に齟齬が生じたため、うちには添い乳は合わなかったというのが結論。
赤ちゃんが夜寝ない。。夜起きる理由
人間の赤ちゃんは、産まれたばかりの頃は眠りの周期をうまく確立できていなくて、バイオリズムを整えるプロセスで昼夜逆転してみたり、夜泣きしてみたりするみたいです。
専門家ではないので科学的なことは分かりませんが、赤ちゃんが夜起きる理由は
- おなか空いた
- 喉が渇いた
- 暑い、寒い
- 寝床がどうもしっくりこない
- 具体が悪い
- 何だか色々不安
- 昼間刺激的なことがあった
- ふと目覚めたけどまだ眠い。でもうまく眠れない
こんなかんじではないでしょうか。全国の赤ちゃんに聞いてみたいものですが。
これって大人でも起きちゃうことじゃないですか?大人はこれしきで泣かないけど、赤ちゃんは不快感を感じたらとにかく泣いて訴えます。
「おなか空いた」「喉が渇いた」なら、おっぱいで寝るはずです。空調や寝床の問題なら解決してあげたら寝るはずです。熱など具合が悪そうなら手当が必要です。
どうもそれでは泣き止まないのなら、何だか不安なんだと思います。ていうか、80パーセントはこれが理由なのでは?何だか不安で、眠いんだけど眠れない。抱っこしてたら寝るけど、布団に置いた瞬間に背中スイッチ発動!は、明らかに不安なんでしょう。胎内にいるときの、ママとの一体感を感じていたいのだと思います。
こちらが眠くて朦朧としてる時に、「不安なのね、眠いのね、よしよし」と聖母マリアのように慈悲深い心で対応するのはムリです。ママはただの人間です。でも、頭の片隅に「赤ちゃんは不安なんだ。この子も困っているんだ」ということを置いておくと、少しはラクになるかな。大人になってまで「ママ眠れなーい」とグズグズする人はいないし。こんなにママ、ママ、と頼ってくれる時期は短いから。と思って、いまだに母が隣にいないと起きてぐずる娘をなだめる日々であります。
赤ちゃんが夜寝ない。。寝かしつけ法(月齢別)
数ある育児のお悩みの中でも、トップは断然「夜寝ない」こと!食べないのも心配やし、泣き止まないのもストレスだけど、人間、睡眠欲を妨害されること程しんどいものはありませぬ。判断能力も落ちるし、生活の全てに影響する。
「こうしたら寝る」という確固たるメソッドはありません。赤ちゃんは工業製品ではないので。結局のところ、その子のその時の状況に合う方法を探さなきゃならない。赤ちゃんが望んでる状態にうまくマッチしたら、赤ちゃんは安心して快適に寝られるようになるのだと思います。
以下は、私がやっていた方法です。全然スマートじゃないし、もっと策はあったかもしれないけど、経験談として。もし参考になって、赤ちゃんがうまく眠ってくれたら嬉しいな。
新生児期:「魔の時間」
夜の授乳:
新生児は昼夜の区別がつかない。と言われますが、娘の場合、昼の授乳が1時間おきの時代も、なぜか夜中は3時間おきでした。1回の授乳で、おむつ替え→両乳授乳→おむつ替え で1時間近く掛かったので、授乳1時間→睡眠2時間を繰り返していました。
寝かしつけ法:
20時~22時は「魔の時間」。寝かしつけるために、とにかくおっぱいです。おっぱいあげる→布団におろす→泣く→おっぱいあげる→布団におろす→泣く→エンドレス。たまに抱っこで部屋をうろうろしたり、歌を歌ったり、いろいろして、最後は添い乳で寝かすことが多かったです。
2か月~3か月:指しゃぶりで寝た!
夜の授乳:
2~3回。泣いたら授乳。
寝かしつけ法:
授乳して寝ても布団に下すと泣く。ところまでは新生児期と変わらなかったけど、その後「ア、ア、ア、アアア~」と言いながら自分でグーの手をカクカク口元に持ってきて、パクっとして泣き止む→手が口から離れて、また「ア、ア、ア、アアア~」カクカク。を繰り返し、そのうち寝るようになりました。バンザイ!
4か月~5か月:夜泣きがひどかった。。
夜の授乳:
どういうわけか、授乳間隔がどんどん短くなって、一番ひどい時で30分おきでした。生後3か月で夜間授乳が2~3回になったので、このままラクになると思っていただけにショックでした。気候が寒くなってきたこともあって、布団から出るのが億劫で添い乳で対応していたら、どんどん頻回授乳に。授乳しても布団に下すと泣く、抱っこのまま寝ても泣くしで、抱っこのまま座って夜を明かしたこともあった。本当につらかった。娘だって寝てないはずなのに昼間はずっと起きてるし、あたしが寝てると泣くし、もうずっと寝れない。
寝かしつけ法:
いろいろ検索したけど、「この方法なら寝てくれるよ♪」と書いてある方法も散々試したけど、結局は自分の子に合った方法を模索するしかないのだと悟った私は、夜泣きする我が子をじっと観察し、どうも添い乳がクセになっているなおぬし。と判断した。だって泣いて起きたときの顔がいかにも「おっぱいくれよ」と目で訴えてるんだもん。なので添い乳をやめました。
- 寒くてもちゃんと起きて抱っこで両乳ガッツリ飲ませる
- その後、泣いて起きても抱っこしたり歌を歌ったりして何とかしてやり過ごす
- 授乳間隔は3時間は必ず開ける
- 泣いたら旦那に抱っこしてもらう
これで間隔がだんだん伸びていきました。
最後の旦那使用法が一番効果的だった気がします。休日に一日やってもらっただけでも効果ありました。旦那曰く、「あ、こいつか。乳出ないな。しょーがねーな。」というあきらめた表情で寝たらしいです。
寝なくなった原因は分かりません。多分そういう時期だったんだろうと。なんか色々分かってきて、不安だったのかな?
6か月~:夜中ワラう我が子
夜の授乳:
1〜2回。泣いたら授乳。
寝かしつけ法:
基本的に授乳したら寝てくれていたけど、寝ずに「アハッ♪」となぜかご機嫌で暗がりの部屋で宙を見つめながら手足をバッタバタさせて遊び出すことが多々有り。楽しそうなので放っておくと、そのうち眠くなるらしくグズって泣くのでトントン&歌攻撃です。
詳しくは↓
赤ちゃんが夜寝ない。。寝かしつけ法(手法別) - ひとり育児 その4 トントン&歌攻撃
ハイハイ始まると、寝ながらも動き回るのね。寝相が天才的で、部屋中をゴロンゴロン転がり、ふと目覚めた時に母から離れたところにいると気付くと泣きながら這ってくっついてくる。夜も後追いかよ。
10ヶ月ぐらいの時に、夜中に泣いて起きたけど「おっぱいなしでも寝るかも」と何となく思って、試しにトントンしてみたら寝てくれて、次の日からも夜中の授乳がなくなった! 「朝までグッスリ」ということはないけど、泣いてもトントンで済むので、楽になりました。
1歳~:添い寝
夜の授乳:
なし
寝かしつけ法:
1才になって3日後に卒乳。徐々に授乳回数を減らして、授乳は寝かしつけの時だけになっていたし、多分母乳もほぼ出てなかったようで最後は片乳だけで寝付いてました。既におっぱいで寝ないときは添い寝で寝かしつけていたので、「今日からおっぱいなしね」と言って添い寝したら、案外騒がす寝てくれて、祝☆卒乳!苦労してる人の話も聞いていたので、なんて手の掛からない終わり方かと少し拍子抜け。徐々に授乳回数を減らしていたからか、恐れていた乳腺炎にもならず。
という訳で2才の現在も添い寝。トントンしたり寝ながら抱っこしたり。てか、娘からどーんと体を乗っけてくるので、窒息しそうになりながら耐えている。
いつ自分で「じゃ、おやすみ」と言って部屋に消えてくんでしょうね。
次のプロセスは「独り寝」でしょうかね。
3日連続遅刻した件について
ムスメただいま2才1か月
お絵かきをしていて、色えんぴつのボール紙のケースを破壊したと思ったらハッとした顔でいきなりおままごとコーナーにダッシュ。お皿におもちゃの卵を載せて、色えんぴつケースを「ふりかけですよ~」と振っていた。ケースがふりかけに見えたのね。「何のふりかけですか?」と訊くと、「みかんのふりかけ」と言うので、「シトラスの香りがする卵おいしーい」と食べてあげたら満足げであった。
で、3日連続で会社に遅刻した件です。
職場復帰して最初は気合が入っていたのか余裕で出社できていたのに、ここ1か月はギリギリ、そして連続遅刻したのであります。
結局は、私がいくら早起きしても、娘マターでいくらでも遅延するんですよ。1日目、うんちを2回されて電車を逃し、2日目、ドクターイエローのシャツ(洗濯中)を着ていく!と駄々こねられてまた電車を逃し、3日目は私は間に合ったけど電車が遅れていた。で上司に「最近よく遅れるから、出社時間を遅らせたら」と言われてしましました。すみません。。復帰直後は2本前の電車に乗れてたんですけどね。気合が足りない。
子どもをせかさず焦らず笑顔で登園させたいので、フレックス勤務だし、打ち合わせなどがないのなら多少遅刻してもよいという気でやっていたけど、さすがに連続遅刻は社会人失格だなーと、へこむ。
前は必ず残業してたから遅刻してもカバーできていたけど、今は残業したらお迎えの時間が遅れるし、自分の首を絞めるだけなので。
もっと早くに子どもを起こせば良いのだけど、できるだけ長く寝かせてあげたいと思ってしまうとギリギリになる。そもそも早く寝かせたいのだけど、布団に入った後「水飲む」と言うので水を飲ませ、「トイレ行く」と言うので連れて行き(でも出ない)、また「水飲む」と言うのでまた飲ませると水こぼされてシーツ取り替え、とやっているとどんどん時間が過ぎる。
ダメダメだなーと思うけど、いろいろ試行錯誤しているうちに、きっとうまく回るようになると思って、今日もがんばりましょう。
赤ちゃんが夜寝ない。。寝かしつけ法(手法別)
その1 添い乳
使用時期:新生児期、4~5か月頃
赤ちゃんに寝ながら授乳する方法。
まず赤ちゃんを横に寝かせて、お母さんも傍らに横になり、おっぱい出して咥えさせます。
これが結構態勢きつかった。新生児の時はぐにゃぐにゃしていて「横に寝かせる」のがまず恐いし、赤ちゃんの口の位置に自分のおっぱいが来るように自分が位置調整するのが難しいし、片乳飲ませたら、もう片方の乳を飲ませるのにうつぶせに近い体制になるし(それか、赤ちゃんの向きを変えなければならない)、ちょっと位置がずれておっぱいが離れると号泣するし、とにかく「早く寝ろ~早く寝ろ~」と念じながら無理な態勢で耐えてた。「添い乳ラクよ~」と言う人いたけど、どうしたらラクなのか、分かりませんでした。でもこれが一番新生児期の寝かしつけに使った方法。
4〜5ヶ月頃も添い乳してました。その頃どういう訳か夜寝なくなり、泣いて起きる回数が増えてきていて、ちょうど寒くなってきた時期で私が布団から起きるのがしんどかったので添い乳復活。もう首も座っていて体勢もだいぶラクにできたので、しばらくはそれで良かったけど、どうも添い乳に味をしめた御令嬢がさらに寝なくなったので中止しました。
その2 おひな巻き
使用時期:新生児期
バスタオルで、竹から出てきたかぐや姫状態に巻く方法。曰く、胎内に丸く収まっていた状態を再現し安心させる方法。
うちの娘は体が大きく、バスタオルでは巻ききれなかった(!)ので、タオルケットで巻いてみました。
見事に寝てくれて、おお!おひな巻きバンザイ!!\(^o^)/
と思ったのは数回で、巻きが甘かったのか手足が出てきてギャーと泣かれたり、そもそも巻くのに時間が掛かって泣かれたり、やっと巻いてもものの3分でご起床なさったり、苦労の割に「ずっとすやすや眠ってくれる」ことがなくて、すぐにやめてしまいました。まあ個人差だと思います。「ずっとすやすや眠ってくれます♪」と言う人もいるので、合う子には合うのかも。
その3 授乳枕に「まるく寝かせる」
使用時期:4~5か月頃
4~5か月の頃に夜寝なくなりました。。
なぜか起きる間隔がじわじわ短くなってきて、ついには30分おきに起きるように。しかも抱っこから布団に下ろすと背中スイッチ発動!火が点いたかの如く発狂するのでずっと抱っこしままま夜が明けたことも。
もうこれいつまで続くんやと恐ろしくなり、「赤ちゃん 5ヶ月 寝ない」で必死に検索した結果、
にたどり着いた。
プロセスは以下の通り。
①授乳
授乳枕に赤ちゃんを載せて、両乳あげる
②寝入るまで待つ
①の態勢のまま、しばらく固まって赤ちゃんが寝入るまで待つ。
寝入ったか判別ポイントは、赤ちゃんの寝息が深くなり、まぶたがピクピクしなくなるまで。
③授乳枕をはずす
赤ちゃんを起こさないように、慎重に授乳枕を外す。赤ちゃんは膝の上に横抱っこ状態。
④「まるく寝かせる」セッティング
授乳枕を布団の上に置き、くぼみにフェイスタオルを折りたたんで挟み込む。これにより、授乳枕から布団にかけてなだらかな斜めが作られ、あたかも抱っこされてる状態を演出できる。
⑤赤ちゃんを授乳枕にオン
④でセットした授乳枕に赤ちゃんを慎重に置く。
ポイントは、置く時に出来るだけ赤ちゃんと体を密着させたままにし、枕に置いた後もしばらく密着させておくこと。上から覆い被さるかんじで。頭を撫でたり、とんとんしたり、囁き声で歌を歌ったりして安心させる。
⑥そうっと体を離す
おやすみなさい☆
授乳枕のまましばらく寝かせてました。たまに頭が後ろにずれたり(のけぞった状態)、前にずれたり(うつむいた状態)、怖いので1時間おきぐらいに部屋を覗いて確認して、熟睡してそうだったら授乳枕外してました。でも起きちゃうのがこわくて、外さず次の授乳までそのままのことも多かった。そのうち布団にダイレクトに置いても泣かなくなったし、寝返りするようになるともう多分ムリなので、一時的な使い方として。
その4 トントン&歌を歌う
使用時期:6か月頃〜
授乳して布団に下ろしても寝ない時に。
1才半を過ぎると夜中の授乳が1〜2回になった。が、授乳しても寝ない。布団の上でなぜかご機嫌で「アハッアハハッ」と遊んでいるのです。1時間ぐらい。母は放って寝ます。ウトウトしてるとそのうち「ウエエェー」と泣き出すので、トントン&歌攻撃です。娘の体をトントンしながら、とにかく色々歌います。「さっちゃん」の歌詞を「〇〇ちゃん(娘の名前)はね♪ 夜寝るよいこよほんとはね だけどちっちゃいから 夜中に泣いて寝ないのね しょうがないね♪ 〇〇ちゃん」と替えてリピートで歌い続けること30回目ぐらいで指しゃぶりしながら寝ます。それまで母は暗闇の中歌い続けるのです。こわ。
その5 腹上寝
使用時期:1才頃〜
母が仰向けになり、子を腹這いで母のお腹の上に載せる方法。2才になった今でも夜中泣いてぐずる時にはこの方法です。寝入ったら、えいっと180度ひっくり返して布団に下ろします。
その6 寝たフリ
使用時期:1才頃〜
添い寝で母が「寝たフリ」すると、遊んでた我が子はそのうち指しゃぶりしながらどーんと体を寄せてきて、くっついたままいつの間にか寝てくれます。
しかし演技が行き過ぎて「グォー…」とイビキまでフリをしてしまうと「ぐぉ〜っキャキャ♪」と真似をして喜んでしまいます。目をつむって話掛けてこようが「あーけーてー」と目玉をこじ開けてこようが軽くムシするくらいでOK
その7 抱っこで小刻みに揺さぶる
使用時期:新生児期〜
まず縦抱っこします。新生児期は首元をしっかり支えて。赤ちゃんと体を密着させます。
その後はひたすら小刻みに揺さぶります。
揺れ幅は、貧乏ゆすりくらいで。
激しく揺さぶり過ぎると「揺さぶられっ子症候群」が心配なので、注意が必要です。
2才の今もこの方法を使ってます。健康なので症候群にはなっていないと思うけど、加減が分からないよね。。とにかく「貧乏ゆすり程度」です。
胎内にいる振動に似てるらしく、安心して寝てくれます。
その8 抱っこで外に出る
使用時期:新生児期〜
最終手段!上記の方法で寝なかったら意を決して真夜中の屋外に出ます。ベランダとか、玄関先とか。
先日も帰省したら、環境が変わったからか慣れない祖父母に疲れたのか、夜泣きが止まらなかったので外に出た。不思議なことにしばらく抱っこしてると寝るんだよね。寝入るまでそのまま佇んで、ゆっくり家に入る→ゆっくり布団に座る→縦抱っこのまま自分が仰向けに寝る(腹上寝の体勢) →180度ひっくり返して布団に下ろす。と、わざわざ外に出た苦労が水泡に帰さないよう慎重にプロセスを踏みます。
おまけ 母の服を傍らに置く
使用時期:6ヶ月前後
せっかく寝かしつけたのに、途中で起きちゃうことありませんか?
そんな時は、ママの服を赤ちゃんの傍らに添えてみましょう!
フリースや綿などの肌触りが良い素材が良さげです。いつも着ているママの匂いが付いたやつが効果的!私は部屋着にしていたユニクロのフリースを、娘が寝付いて布団に下ろせたらおもむろに脱いで横に置いて部屋を出てました。
すると、娘は「ふにゃあ〜っ」と起きても、しばらくすると泣き声がしなくなり、そっと襖を開けて見てみると、彼女は私のフリースを自分で被ってすやすや寝てる!鼻と口だけ出して。イスラム教徒か。
この方法でしばらくは自由時間を享受できてたけど、ある日騙されていることに気付いたらしく、効果なくなりました。
手を自分で制御できない新生児期は窒息が怖いし、つかの間の方法でしが。
おまけ2 おんぶ
使用時期:1才頃~
みんな、お子さんは寝付いたら朝まで起きないんでしょうか。
「子供を寝かしつけてから家事をするほうがはかどるよ!」と言われるけど、うちのムスメ様は、必ず1時間おきに目覚めて泣くんですが。
たぶん、レム睡眠とノンレム睡眠の周期で、うとうとしたときに隣に母がいないとウギャー!!となるんですよ。その周期が1時間おきなんだと推測されます。寝入ってるときはどんな物音でも起きないのに、母が起きて下手すると5分後に感知されます。ママGPSが付いてるらしい。
そんなときにどうするか。しばらく添い寝していれば良いのですが、いつ寝てくれるか分からないのにずっと傍についていると時間だけが過ぎて何もできないので、おんぶ開始。我が家はエルゴ使用。
おんぶしながら洗濯もお風呂掃除も食事の準備もします。わが子はおんぶ大好きで「おんぶする?」と訊くと「する!」と言って自分でエルゴを持ってくる。しばらくおんぶしてると確実に寝てくれるので良いけど、重いし暑いし。2才の今でもおんぶ。エルゴ様々だけど、いつまで続くんでしょ。
おっぱいは産んだら出るもんなのか -さいご- 母乳か、粉ミルクか、混合か
宋美玄先生によると、「おっぱい右翼」「おっぱい左翼」と言うそうですね。
私も母乳に関する情報は、妊婦中は「ピンとこな」くて、
産後のボロボロな体調で、寝不足の状態で、スマホ片手に情報検索
したクチです。ええ。
産前は、「混合にしたら、旦那に子ども預けて遊びに行きやすいし~」と混合をもくろんでいましたが、
- 母乳は頻回に与えないと出てこない
- 粉ミルクの調合と哺乳瓶の消毒が面倒だった
- 混合にする場合の粉ミルクの適量が分からなかった
- 運良く完母できるくらい母乳が出た
- てか、乳の張りがすごくて、1回でも抜かすとはちきれんばかりになって乳腺炎が怖くて、飲んでもらったほうが楽だった。
- タダで出るものがあるのに、粉ミルク買うのがもったいなかった
- 産んだら、子どもを預けてまで遊びに行く気がしなかった(心配で)
なので、結局最後まで母乳1本生活でした。でもこうなることはやってみないと分かりません。
早くに仕事復帰するために粉ミルクにする人や、自由業の人など、単発で家を空けるために計画的に混合にする人もいると思います。友人は「大体母乳だったけど、時々半日ほど買い物に出掛けて、その間は旦那が粉ミルクあげていた」と言っていて、ちょっとうらやましかったです(一人で出掛けられていいな、でも子どもを預けていくの心配だしちょっと寂しいな、このジレンマ)。そもそも母乳出ない人もいます。頑張ったって出ないもんは出ない。要は人それぞれ。私はたまたま母乳が出たから完母になっただけです。
現在の日本の母子手帳には「できるだけ母乳で育てましょう」とあります。母乳は母子のコミュニケーションになる、栄養がある、とか。
一方で、ミルク屋さんはそれでは商売あがったりなので、産院でも調乳指導があり、「混合の場合のミルクを与えるタイミング」とか教わります。小児科に行けば毎回サンプル配られたり。
育児に正解はない
何が良いのか、何が正しいか、母親は自分で判断するしかありません。自分で調べて、自分と赤ちゃんに合った方法を選択するしかないのです。
世の中、真偽やソースの分からない情報があふれています。
私が行った母乳育児相談室は、当たり前だけど「目指せ完母!」です。「粉ミルクは太りやすい。母乳で育った子は太らない」と言われました。夜泣きで参って電話した育児相談では、看護師さんか保健師さんが「母乳の子は頭に栄養がよく回るから寝ない」と言ってました。ほんまか?両方とも科学的根拠があるとは到底思えず、しんどいお母さんの気休めに言っていると判断しましたが、慣れない育児と睡眠不足で朦朧としている異常な状態で、何が正しいか判断することは難しいと思います。
それでも、信頼できる人や情報を見つけてください。ひとつの情報を鵜呑みにするのではなく、この人のこの意見は響いた、このサイトのこの情報はうちの子にあってる、という風に、情報を取捨選択するのです。
私が妊婦中に買った育児本には、「授乳は3時間おき」とありました。産んだ産院でも同じことを言われました。半分は当たってます。でも半分は嘘です。出産前、ほう、赤ちゃんは「自然と」3時間おきに起きるのだ。と思っていましたが、少なくとも母乳である限り、うちの子は1時間起き授乳でした。3時間おきになるように「調整する」のです。混合でそれをやれと産院では言われましたが、私には無理でした。今もって分かりません。
結論:おっぱいは産んだら出るもんなのか
「自動的には」出ません。でもやり方次第で出るかもしれません。
私の場合は以下の手法で出ました。
- とにかく吸わせる 出なくても吸わせる
- 頻回授乳 泣いたらおっぱい 1時間おきでも10分おきでも
- 生後2か月頃から3時間おきに調整する
あくまでもうちの場合です。私は運よく出ただけです。別に努力の賜物ではありません。ただの体質です。ただ、出る体質の人はこの方法で出るのでは?というだけです。
赤ちゃんの個人差もあります。男の子と女の子でも違うのかも。男の子は「おっぱい星人」が多い印象があるので、頻回授乳が続くかも(あくまで周囲の話からの印象。統計的には不明です)。
大事なのは、赤ちゃんの成長です。赤ちゃんの体重が適正に増えていれば、母乳でも粉ミルクでも何も問題ないです。ママと赤ちゃんの最善の方法が見つかりますように。