【保活】保育園を探そう! -その2- 預けられるのは「保育園」だけか?
『保活』=保育園と考えがちですが、いろんな選択肢があるので、以下を参考に。
こどもの性格にはどこが適切か、どう育てたいか、自分の働き方をどうするか。これによって答えが変わってきます。
制度は自治体によって本当に様々なので確認を。
認可保育所、認定こども園
一般的には「保育園」と呼ばれますが、自治体が管轄する保育園は「保育所」という呼称になります。
対象児
- 自治体に居住する家庭の子供
- 産休明けから就学前まで(3歳未満児までのところもある)
- 両親が働いている(フルタイム、パート)、療養中、休職中、産前産後など
受け入れ人数
大規模から小規模まで様々
保育料
公立、私立ともに世帯納税額によって変動
(自治体によってランクごとの額は異なる)
設備、人員
国や自治体で定める面積基準や保育士の人数基準に準拠
メリット
- 就学前まで預かりの場合が多く、一度入園させたら小学校入学前まで通わせられる
- 基本的に年齢別クラス制なので、年齢に合った遊びや生活習慣が身につく
- 設備や人員が一定レベルなので安心感がある
デメリット
- 待機児童が多いと希望した園に入れない
- 大規模園の場合保育士の目が届きにくくなるので、保育体制を要確認
家庭的保育室
自治体によっては「保育所」とは別に「家庭的保育室」制度のあるところもあります。
対象児
3歳未満児まで
他は保育所と同じ
受け入れ人数
小規模 4~5人のところが多い
保育料
納税額によって変動するのは保育所と同じだが、保育所よりお安めに設定されている
設備、人員
「家庭的保育室」としての国や自治体の基準に準拠
一般の一軒家やマンションの一室が保育室になっている
メリット
- 小規模なので、アットホームで保育士の目が届きやすい
- 0~3歳が一緒に保育なので、大きい子が小さい子の面倒を見たり、小さい子が大きい子に憧れたり、きょうだいのように過ごせる
デメリット
- 3歳時に保育所への転園が必要
幼稚園(公立/私立)
幼稚園で「就労型保育」を提供している場合もあります。
対象児
- 公立の場合は居住する学区の子供
私立の場合は不問(送迎バスの範囲内など、制限はありそう)
- 預かり年齢は園による。1歳から可能の園も
- 両親の仕事の有無などは不問
受け入れ人数
大規模から小規模まで様々
保育料
公立と一部の私立は、世帯納税額によって変動
自治体や園によって異なるので要確認
設備、人員
公立は、国や自治体で定める面積基準や教諭の人数基準に準拠
私立は、園によるので要確認
メリット
- 就労の有無を問われない
- 保育園と比べて入りやすい
- 就学前まで預かりの場合が多く、一度入園させたら小学校入学前まで通わせられる
- 基本的に年齢別クラス制なので、年齢に合った遊びや生活習慣が身につく
デメリット
- 働き方によっては預けられない(預かり時間を要確認)
- 毎日のお弁当づくりが負担(園によっては給食や宅配サービスあり)
- ブランド幼稚園の場合、費用が高額
認可外保育施設
ここでは、インターナショナルスクールについて記載します。
対象児
- 1歳頃~就学前
- 両親の仕事の有無などは不問
受け入れ人数
大規模から小規模まで様々
保育料
施設による
設備、人員
スクールによる
私が見学したスクールでは、年齢別クラスごとに担任の英語圏教師1人と保育士または副担任教師1~2名
メリット
- 異文化体験で、幼い時期から多様性に慣れさせられる
- 英語が身につく
- 習い事などサービスが充実
デメリット
- 働き方によっては預けられない(預かり時間を要確認)
- 毎日のお弁当づくりが負担(園によっては給食や宅配サービスあり)
- 費用が高額